25日、26日と教会で、特別集会として「秋の癒しのコンサート」を行いました。
メインゲストは米田ひろしさん(
http://www.sakaeshalom.org/hiroshi/)。
歌手としては、あまり知られていないかもしれませんが、キリスト教会では本当に用いられている方で、すでに日本中の都道府県一都一道二府四十三県すべての都道府県を制覇(?)しておられる方です。
「プロの歌手ですか?」と聞かれると、なんと答えていいのかわからないのですが「プロの音楽宣教師」だとわたしは思っています。
CDもインディーズながら2枚出しておられ、音楽活動を専門にしておられるので、プロの歌手と言えばそうなのですが、米田さんの場合はそれだけではない宣教師としての働きを持っておられるので、普通の(何が「普通」かというのも定義が難しいのですが)歌手の方とは少し働きが違う感じがするのです。
教会だけでなく、老人ホームなどの施設や、また引きこもりの子供さんたちのお宅を訪問されるという訪問活動もしておられ、2人、3人相手のコンサートも、地道に続けておられます。
これが近年ではとても増えていて、今年はすでに60件近く訪問されたとか…。
御自身がかつて引きこもりで、その心の癒しを経験されたところから生まれてくるとても優しい歌声のオリジナルソングに、今回のコンサートも、来られたお一人お一人の方が口々に「癒されました〜」と言って帰られました。
ある女性(教会員の方のお友達)は、土曜日に来られて、「素晴らしかったので」と翌日の礼拝から再び来て下さり、礼拝(礼拝もこの日は米田さんの音楽礼拝でした)と午後のコンサートの両方に出席して下さいました。こんなことは本当に今までで初めてと言ってもいいぐらいのことでした。
両日ともに、「教会は初めて」「この教会に来るのは初めて」という、クリスチャンでない方が来て下さったことは本当に嬉しかったです。
もちろん「コンサートだから」ということで、来られた方もおられると思うのですが、その優しさ、癒しの奥底にあるものを少しでも感じて下さったら嬉しいな、と思いました。
セキュラーな歌手としては、決して高名ではない方ですが、心の奥深く語りかけてくるその歌声は本当に今の時代に必要とされている方なのだと感じました。
そのコンサートの前座として(?)わたしも、参加させていただきました。
1日目は5曲、2日目は4曲、聖歌を中心に賛美させていただきました。
はじめは土曜日だけ、ということだったのですが、1日目のコンサートが終わって、米田さんが「明日もどうぞ」と言って下さったり、また、他の方からも「明日も歌われるんですか」と声をかけたりしていただいた中で、特に米田さんの「やり残したことがあるなら」との言葉に、心を動かされて「明日も歌わせていただきたいです」と言ってしまいました。
自分で言っておきながら夜になって慌てたのですが、心の中に、柱になるイメージがあったので、「どうしよう」という焦りではありませんでした。そのイメージにぴったり合う曲を選ぶのに時間がかかりましたが、自分なりには納得のいく選曲ができたと思っています。
ただ、やっぱり、準備不足で前に出てしまったことに関しては(特に2日目)、大きな大きな反省が残りました。
正直、ちょっと落ち込んでいます。
メインの米田さんの働きの邪魔にならなかったか、ということが一番の気がかりです。
でも、祈って、神様に導かれてささげた奉仕で、決して自分が前に出たかったのではなく、わたしとしては、神様にゆだねられたメッセージを精一杯、賛美を通してお伝えしたので、後は、人の心に働いて下さる神様におゆだねして、次に向かいます。

(グイドに写真を頼んだら、こんな写真しか撮ってくれませんでした。チャームポイントはクマのスリッパ・笑))
そうそう、2日目はグイドも突然の思い付きだったのか、オカリナでコンサートに参加していましたよ。
こちらは米田さんのバックで演奏。本番前にちょこちょこっと二人で練習していたみたいです。良い感じでした。
26日は、ケーキ当番もあって、25日の夜にパンプキンケーキを焼き、26日の朝、パンプキンロールケーキと、栗入りヨモギパウンドケーキ(ホットケーキミックス使用)を焼きました。
パンプキンロールケーキは、生地にも南瓜が入っているのですが、注目はクリームです。
クリームが2層になっているのです。
と言っても実は、これは例によって怪我の功名。
本当はパンプキンクリームだけのはずだったのですが、塗ってみたらなんだかかさが低く巻き難かったので、急遽プレーンなホイップを作って塗り重ねたのです。
でもちょっと凝った仕上がりになって嬉しかったのです(^^)

25日は、米田さんはある方のお宅の離れに泊まっていただいたのですが、26日は我が家にお泊まりいただきました。
そのために、先週は今までにないぐらいおそうじに頑張ったのですが、完璧と言わないまでも、久しぶりにかなり片付いて、「本来いつもこうでなくちゃね」と主婦としても深く反省しました。
何とか、今の状態をキープできるように頑張りたいと思います。
25日、エルは土曜日なのに「教会」と聞いて最初は「つまらない、お友達と遊びたい」と言っていたのですが、思いがけず、水曜日にいつも来られているTさんご夫妻が娘さんのAちゃんと一緒に来て下さり、また、教会員のMさんのところのNちゃんも来られたので大喜び。近所のYちゃんも誘って4人で、コンサートの間中、遊ぶことができて、随分楽しかったようです。コンサート中思わず「しーっ」と声をかけなければならないこともあったのですが、それほど楽しく遊んでくれたことは、わたしにとっても感謝でした。
ただ、日曜日は、一緒に遊べる子供がいなかったのがちょっと残念だったようです。
最初は「今日もコンサート」と聞いて、「またAちゃん来るかも」とか期待していて、「いや、今日はAちゃんは自分の教会に行っているから来ないよ」と言っても「でもお昼から来るかも」とか、ちょっぴり期待していたようなのですが、結局、遊べるお友達は誰も来なくて、がっかりしていましたが、自分で「今日はとっても賢くしていたんだよ。エルちゃんがどんなに賢くしていたか、お母さんわからないでしょう」と言うほど、我慢して一人で遊んでいたようです。
夜は、米田さんが泊まりに来られるのを楽しみにしていたエルなのですが(お客さんがうちに泊まることなどめったにないことなので)、夜、別の教会に御奉仕に行かれた米田さんは、遅くなってエルは先に寝なければなりませんでした。
でも、お客さんのためにと一生懸命二人でお風呂を掃除したり、楽しく過ごすことができました。
たまには家にお客様を迎えるのもいいなぁ、と思いました(^^)
今日は、米田さんは朝に帰られるはずだったのですが、朝食を食べてからそのままずっとおしゃべりしていたら、どんどん遅くなって、随分な予定変更を強いてしまいました。
でも、とても楽しい時間で、いくらでもおしゃべりしていたい気持ちでした。
すごいぶっちゃけ話なんかもしたりして…。どんな話をしたか、誰にも言えません。
そうそう、一つだけ。
米田さんはグイドのことを「天才肌」と言って下さったんです。
なーんにも深く考えていないんですけど、ぽろっという言葉が以外にも深いところを突いていたりして、ということみたいなんですけど、「長嶋監督のような…」とのことでした。
これって誉められたのかな?天然、ってこと?
米田さんを米原までお送りしてから、改めて、しみじみ笑いがこみあげてきて…。
グイドのことを「長嶋監督〜」と呼んだりして。
米田さん、すごくいい人です。
まあ、まだまだ書き足りないぐらい、充実の2日間だったのですが、今日のところはこんな感じで…。
全部読んで下さった皆さん、お疲れ様でした。
次の課題は…とりあえず11月10日にある集会でピアノの奏楽をしなければなりません。
しかもワーシップ中心。
わたしはコンテンポラリーな曲は弾けません、と言ったのですが、賛美リード(ギター)の方が、「楽しくやりましょう」と言って下さって、結局やることに…。
わたしも、これを機会にちょっとでもコンテンポラリーな曲にチャレンジできれば、と思っています。
ギターがあるので、控えめに、弾けるコードだけでもとにかく抑えて、あとはとにかく歌でカバー?
あー、でも、今回はさすがに不安です。
頑張って練習しないと…。
≪今日の聖書≫
では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。 ローマ 8:31